PAが修理から戻ってきました [UMPC]
ずいぶん前に修理から戻ってきていたのですが、仕事が忙しくて下書き状態のまま忘れていました。
ACアダプタをはずした状態でも充電表示されていた原因はシステムボードにあったそうで、メインボードが交換されました。オンボードのSSDはプリインストール状態のものが返送されてきました。
故障品はリカバリした状態で修理に出したのでSSDをサルベージしない限り個人情報などは引き出せないと思うので問題ないかな?
現在は充電ランプも含めて正常に動作しています。
まっさらな状態で戻ってきたので、個人的な初期設定を実施したので、メモしておきます。(忘備録)
■BIOS設定
◎Advanced Setting
・LCD Brightness Status [AUTO->USER]
(Windows起動時に自分が設定した明るさで起動するように変更)
◎Boot Setting
・Boot Settings Configulation
Quiet Boot [Enable -> Disable]
(起動時に工人舎表示ではなくBIOSの認識状態が表示されるように変更)
WLAN-BT Status [off->on]
(Windows起動後にいちいち無線LANとBT釦を押して無線を有効にするのが面倒なため)
Webcam Status [on->off]
(私はWebカメラを使用しないのでoffで起動する。使用するときは[Fn]+[T]すればよいので)
Touch Pointer (Keyboad side) [on->off]
(両手持ち時に前面のポインタは使いづらいのでほとんど使っていないので無効に設定)
(蛍光灯のちらつきを拾ってポインタがふらふらするからというのも無効にする理由の一つ)
(必要時は[Fn]+[Y]すればよい)
■アンインストールしたソフト
・検索ツール(名前忘れた、Jwordだったけ?ほとんど使用しないので)
・Yahooツールバー(個人的に利用していないので)
・KingSoftOFFICE(Microsoft OfficeXPを使用するので)
・Windows search 4.0(インデックスの作成もしない設定にしましたし...)
■Windowsコンポーネントの削除
・MSN Explorer(とりあえずWindowsUpdateができるIEがあればいいかな)
■msconfig設定
◎スタートアップで無効に設定したもの
・igfxtray(インテルグラフィックストレイ)非常駐でも個人的には問題なし
・Reader_sl(ADOBE READER Speed Launcher)
・RTHDCPL(Realteckのオンボードサウンド関連、無効化してもいまのところ問題発生していない)
・ACLMTR(Realteckの情報収集ツール?)
◎サービスで無効に設定したもの
・Alerter(ネットワーク上のユーザーとコンピューターにシステムの警告メッセージを通知するサービス)
・Error Reporting Service
・Help and Support
・Machine Debug Manager(MS OFFICEを入れているとインストールされるデバッグ環境)
・Secondary Logon(ログインしたまま別のユーザでログインする)
※今のところ問題なし
■レジストリ設定
・プリフェッチログを無効
・自動デフラグを無効
・未使用のDLLをアンロードする設定
HANAMICRONのSSD新ファームでDMA2病の回復なるか? [PC関連]
レッツノートCF-R3DにHANAMICRONのH2PM032G-00を使用しているのですが、私の環境でもご多分に漏れず転送速度がDMA2までのいわゆるDMA2病?の症状が出ています。
まあ、TRANSENDをNTFSで使用しているときのようにガチフリーズが発生しないので快適に使用してはいるのですが、できるなら本来の性能で使用したいのが人情です。
どこかのHDD->SSD換装のサイトでDMA2病の対策ファームをHANAMICRONが制作中であるという記事が書いてあったので、定期的にHANAMICRONのサイトをチェックしていました。半月前にWIPEツールがアップされていたので、いよいよか!?と期待していたところついにFORTEシリーズのファームウェア(1916)がアップされたので、早速チャレンジしてみました....
http://www.hanamicron.co.kr/product/ssd_download.asp
が、結論を先に書くと、「SATAモデル(HMSM000G)シリーズ専用」だったみたいです。アップデートツールを動作させたところ、対象モデルが見つからない!と怒られてしまいました。
どうやら、M2PMやM4PMシリーズのようなIDE(ZIF)は対象外のようです。
(IDEモデルも見捨てないでください。同じFORTEシリーズですよ~。>HANAMICRON様)
まあ、ファームは気長に待つとして、DMA2病のリードだけは何とか本来の速度を取り戻す方法が、ネット上で見かけたのでチャレンジしてみます。
その方法を簡単にまとめると以下の通り。
■hdparm
hdparmはLinuxのツールでハードディスクのパラメータを設定するツールです。機能の一部にIDEの動作モードを指定する機能があります。このツール使用して、IDEコントローラ?にDMA5で動作しろ!と強制的に指示します。
hdparmにはWindows環境で動作するWin32/Cygwin versionというものがあるのでそれを利用します。
■スタンバイ・ミーというフリーのツール(株式会社コルト・ヴォックス)
わたしは、ハイバネーション(休止状態)をよく使用します。休止状態からの復帰時はハードウェアとしては実質再起動なので、一度ハードウェアに対して設定した状態が消えてしまっています。ハイバネーションから復帰するとDMA2病状態に戻ってしまうため、再度hdparmコマンドを実行する必要があります。
このスタンバイ・ミーは、常駐させておくとハイバネーションやサスペンドからの復帰を検知して指定したプログラムを実行実行してくれるようになります。
備考)
ハイバネーション「休止」:メモリの状態をHDDに保存して、電源を完全停止するモード。
サスペンド:メモリの状態はそのまま保持してメモリ以外の電源を停止するモード。
とりあえずDMA2病のベンチを掲載。
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CrystalDiskMark 2.2 (C) 2007-2008 hiyohiyo
Crystal Dew World : http://crystalmark.info/
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Sequential Read : 31.097 MB/s
Sequential Write : 29.955 MB/s
Random Read 512KB : 29.411 MB/s
Random Write 512KB : 27.958 MB/s
Random Read 4KB : 14.922 MB/s
Random Write 4KB : 5.022 MB/s
Test Size : 100 MB
これがどれくらい改善されるのでしょうか?
まずは、hdparmをインストールします。(手順は省略)
通常はC:\Program files\hdparmにプログラムがインストールされます。
プログラムがインストールされたディレクトリ下にbinディレクトリがあるので、ここにDMA5で動作するような指示を記載したBATファイルを作成します。
ファイル名:UDMA5_SET.BAT(ファイル名はご自由に...)
内容:(内容は以下の1行のみ)
hdparm.exe -X udma5 /dev/hda
-Xオプションの「udma5」がIDEはUltraDMA5で動作してね!というお願い(というか指示)
/dev/hda はどのハードディスクに対する指示かを指定(LinuxではIDEの1番目のドライブは一般的に/dev/hdaとなります)
※使用環境によってはドライブの指定名称などは環境により異なりますので、十分調査を行ってから実施してください。
このバッチファイルを動作させてみた後に再度計測してみます。
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CrystalDiskMark 2.2 (C) 2007-2008 hiyohiyo
Crystal Dew World : http://crystalmark.info/
--------------------------------------------------
Sequential Read : 82.944 MB/s
Sequential Write : 32.008 MB/s
Random Read 512KB : 77.114 MB/s
Random Write 512KB : 31.943 MB/s
Random Read 4KB : 20.262 MB/s
Random Write 4KB : 5.069 MB/s
Test Size : 100 MB
読み込み速度が劇的に改善されていますが、書き込み速度はそのままです。
とりあえず、このバッチをスタートアップにショートカット登録しておき、Windows起動後にDMA5に切り替えるようにしました。
また、スタンバイ・ミーをインストールして、このバッチを登録することでハイバネーションから復帰してもDMA5のリード動作を維持することができるようになりました。
よろしくお願いいたします、HANMICRON様、IDEモデルを見捨てないでください~。
工人舎PAの故障? 充電ランプが点灯状態に! [UMPC]
昨日までPA用カバーの制作に没頭していた訳ではありますが、平行してPAのちょっと怪しい動作に悩まされていました。
そして、工人舎のサポートとやりとりした結果、修理調査ということで明日(もう今日か...)からしばらくPAが手元にない状態となります。
どんな問題かというと、「ACアダプタを接続してないのに”充電中orAC動作中”と認識してしまう症状」です。
ケース完成の記事に掲載している写真にその現象が写っていました。
(シャットダウン状態、ACアダプタ未接続で充電ランプ点灯中!)
外出時にバッテリ動作でPAを使用し、シャットダウンしたところ充電ランプがシャットダウン完了後に充電ランプが「青」から「赤」に変化しました。
通常であれは「消灯」するはずですが、「赤点灯(充電中)」となりました。
不思議に思い、Windowsを起動してタスクバー電源アイコンを見ると、コンセントマークが表示されていて、カーソルを合わせると「充電中」とツールチップが表示されました。ACアダプタを着脱しても解消されず、シャットダウン後にバッテリを脱着しても改善されませんでした。
システムのリカバリでも改善されませんでした。
バッテリ容量不足でも無いようです。(実際に2時間程度バッテリ駆動しても問題なかった)
不思議なのはバッテリが満充電状態の場合はランプ点灯しないところです。
※バッテリが一定残量以下になると強制的に充電ランプが「点滅」する仕様の動作とは違うようです。
掲示板などでは、工人舎のPAやPM、ONKYO BXなどで「満充電なのに充電ランプが消灯しない」といった書き込みは散見されるのですが、ACアダプタ未接続でランプが点灯中というものはありませんでした。
個人での調査や対策には限界があるので、工人舎のサポートに連絡したところ修理調査となりました。
無事直ってくることを祈ります。最低でも一週間は帰ってこないんだろうなー。
工人舎PAのケースを考える(その8) カバー完成編 [UMPC]
仕事が忙しくて制作どころではなかったのですが、寝る時間を削って何とか進めた結果、ついに完成いたしました。
作成に没頭していたことと、睡眠時間を削って制作したので、またまた、途中経過を撮影しておりません。と、いうわけで、いきなり完成した写真となります。
早速、装着してみましょう。
■完成後の感想
・とりあえず思い描いていたケースができた!!
・後は耐久性がどれくらいのものか実証試験(というか普通に使ってみて調べよう)
・クラムシェルスタイル使用時にカバーが後ろにダランと垂れ下がってしまう。
(PAの液晶側カメラ近辺には磁石が入っているので、もしカバーの2号機を作成する場合があったら、カバーのカメラ近辺に相当する部分に鉄板か磁石を入れると液晶にカバーがピッタリついていい感じになるかも?)
・レザークラフト関連の工具などに投資をしてしまったので、何かレザーで作らないともったいない。また、新しい出費が....
工人舎PAのケースを考える(その7) [UMPC]
本日、劇的に作業状況が進行しました。
■ベース部分
ついに、というか、いきなりというかベース部分が完成?いたしました。
制作に夢中になってしまっていたため、制作途中の写真は一切ありません。
とりあえず、暫定的ですが完成写真を掲載します。(細部のツメは大甘ですが...)
■レザーの強度の問題
こちらも、あることで、あっさり解決してしまいました。
ABSのベースが何とか実現可能であることがわかったので、ABSとレザーの固定方法を検討するべく、ボンドの結合強度確認を行いました。
・レザーとABSをボンドで固定(レザーの端切れとABSの端切れの接着確認)
・レザーとレザーをボンドで固定(レザーの端切れと端切れの接着確認)
結果は「セメダイン速乾Gクリア」はレザーとABSを強力に接着することを確認しました。
また、レザーとレザーの接着を試したものが偶然にも曲げ方向に対する強度があることがわかりました。しかも、その強度はレザー製バインダーの表紙相当で、自分の目標としていた強度がありました。
端切れとして使用したものがカタメールを塗布したものであった事が理由であるかはわかりませんが、カタメール塗布後にボンドで接着すると強度がでることがわかりました。、
これで、心材を検討する必要が無くなりました。
■レザー加工
心材の心配をする必要が無くなったので、レザーをPAの現物あわせで裁断を実施しました。
レザーの幅はPA本体から左右に+3mm程度(合計6mm程度)広めに裁断を実施しました。
1番大きなパーツは外側向けとなる本体部分です。 |
後は一気に完成に向けて猛ダッシュ! かな?
工人舎PAのケースを考える(その6) [UMPC]
ABS板(1.5mm厚):500円くらいだったかな? |
昨日紙で作成したベースをプラスチックにするとどれくらいの強度になるのか試すために購入しました。
本腰を入れるにあたり工具を紹介。(手持ち品です)
左上:ライター型バーナー |
金切りはさみでABS板の大まかな部分を裁断して、PカッターでABSの細かいところを裁断します。
バーナーはABSを暖めて曲げるために使用します。精密ペンチも曲げ加工時に使用します。
ベースの爪の部分は強度を考えると接着ではなくベースと一体型の方がよいのでは?ということで熱による曲げ加工にチャレンジします。
通常のカッターは、レザーの裁断に使用します。100円ショップの安物カッターなので、レザーを切っているとあっという間にの切れ味が悪くなります。
こまめに刃先をパキパキ折って切れ味を保つようにします。
とりあえず、一気に行きまーす!
工人舎PAのケースを考える(その5) [UMPC]
仕事で忙しかったのですが、検討を何とか再開しました。
とりあえず前回購入し忘れていた菱目打ちを購入してきました。
菱目打ち(4mm幅4本目):900円ぐらい |
これで何とか手縫いに着手できそうです。
それと、こんなものを購入してきました。
へりおとし:1,900円程度 (今回の工具の中で一番高い!) 裁断したレザーの断面の角を切り落として耐久性を向上するため?の工具らしいです。 |
とりあえず、菱目打ちを使ってみました。
レザーの暑さは1mmのため、木槌やゴムハンマーでたたく必要が無く、手押しのみで穴をあけることができました。
これで深夜に作業しても苦情はこないので安心です....
開けた穴の最後に菱目打ちの刃先を1本入れることにより、等間隔で綺麗な穴を開けることができます(2枚目の写真)。
ところで、レザーの加工と平行してこのようなものをとりあえず作成してみました。
PA本体を固定するためのベース(台座?)の試作です。
PA本体を固定するために、前面に2カ所、左右に2カ所ずつ爪を作成してみました。
凹んでいる部分はワンセグのアンテナとスタイラスを引き出すための切り欠きです。
後ろの2カ所の突起部分はバッテリにある足を乗せる部分です。
PA本体をレザーにどのように固定するかが大きな問題点だったのですが、以前記載した3通りの方法を検討してみた結果以下の通りとなりました。
案1 | 案2 | 案3 |
<固定方法> 粘着パッドで固定 <結論> 最終手段とする <理由> いつでもできそうだから | <固定方法> プラスチックの爪?で固定 <結論> 第1候補としてチェレンジする <理由> 当初の理想したM1用のケースと同じ方式だから | <固定方法> 塩化ビニールのベルトで固定 <結論> 採用しない <理由> ベルト状のものを左から右へ通す部分がキーボードと液晶画面間の電源・無線LANスイッチの部分しかなく、この部分はストラップと干渉してしまうため |
そろそろ本腰を入れて制作に入る必要がありそうです。
■残件・そのほか!
・レザーの強度(心材)の問題
・市販品のレザーケースを購入するより遙かに高い金額が投入されている様だ....
(すでに6,000円程度はレザークラフト関連に資金投入している...最終的にはいくらになるのか?失敗は許されない!?)
工人舎PAのケースを考える(その4) [UMPC]
........本日の敗戦品(誘惑との戦いに負けて入手した品々)は中段以降に掲示します。
昨日の夜はWEBを徘徊してレザークラフトについていろいろと調査を実施しました。
■ここで、昨夜の学習成果!(間違って覚えている可能性大かも?)
・手縫いを行う場合はあらかじめレザーに糸を通す穴をあけておく必要があるらしい。
・手縫い用の穴は「菱目打ち」と呼ばれるキリがフォーク状に連なった刃物であけるらしい。
・一般的な手縫いは針を2本同時に使用して縫うらしい。
・レザーのつるつるしている面を「銀面」と呼び、裏面を「床面」と呼ぶらしい。
・また、レザーの断面は「コバ」と呼ぶらしい。
・床面のケバケバは「トコノール」という薬品をつけて磨くとある程度つやつやになるらしい。
・コバのケバケバも「CMC」という薬品をつけて磨くとある程度つやつやになるらしい。
・レザーを縫い合わせた場合に縫い目から外側の数ミリ幅の合わせ面が離れないようにボンドで固定する。
じゃあ実際に道具を見に行ってみよう!と、会社の帰りに東急ハンズに立ち寄ってしまったのが運の尽きでした。
ハンズの閉店間際には以下のものを手にしていました。
あと、こんなものを見つけてしまいました。
|
カタメール透明:350円くらい? レザーの裏面から筆などで塗り込むことによりレザーを固くさせることができるそうです。 これを使用すれば心材が必要なくなるかも?ということで購入。 |
・カタメールは期待したほど固くなりませんでした。
数回に分けて何度が塗り込んだのですが、1mm厚のレザーは期待するほど固くなりませんでした。
レザーが経年劣化で丸まってしまうのを防ぐ程度には固くなりますが、手で曲げると簡単に曲がってしまいました。
もっと厚い素材に対しては有効なのかもしれません...
心材の検討はやはり必要かも。
・CMCによる処理はとても良い感じの結果を得ることができました。
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手前が未処理、奥がCMCで磨いた部分 ほんの少し布で磨いただけでもごらんの通りになりました。本格的にガラス板などで磨くともっとすごい状態になるのでしょうか? とりあえず、個人的にはこれで十分なクオリティです。 |
そういえば、肝心な工具 「菱目打ち」 を買い忘れていました.....。
PCカテなのにPCの事はちっとも書いていませんね。(^^;
工人舎PAのケースを考える(その3) [UMPC]
カバーへのPAの固定方法は悩み中ですが、とりあえずぶらっと下見に行った東急ハンズで次のものを購入してしまいました。(衝動買いというかとりあえず何か試してみたい気持ちが先行してしまいました)
・レザー焦げ茶色 1mm厚:300x300mm 2,000円程度
・レザー焦げ茶色 1mm厚:300x150mm 1,000円程度(上記1枚では足りなさそうなので)
・家庭用ミシン針レザー用 210円程度?
・レザー用?ミシン用糸 490円程度?
この時点で3,000円越えです^^; うーん....
レザーは柔らかすぎず固すぎないもので、ちょっと渋めの焦げ茶色のものを選んでみました。
そんなに固くないので強度が不安です。心材を探した方が良いかも...
とりあえず2枚縫い合わせてどれくらいの強度がでるか確認しないといけないようです。
早速、自宅の家庭用ミシンに購入してきた針を装着して試し縫いをしてみました。
ブラザーの初心者用ミシンです。奥さんのものをちょいと拝借いたしました。
とりあえず縫ってみました。
針を貫通させるためには結構な力が必要です。ミシンの速度を最低速に設定し、糸調子も強めの方向で縫ってみました。ゆっくり慎重に...。
●写真の上半分は1枚の時の表面です。
目がおかしい部分もありましたがゆっくり丁寧にやれば綺麗な縫い目になりそうです。しかし、2枚重ねでちょっとした問題が...
●写真の下半分は2枚重ねの裏面です。
ミシン縫いの特徴?が見事にでています。縫い目が表面に比べて綺麗ではありません。下糸で上糸のループを止めているだけの構造がハッキリ見えてしまっています。
やはり綺麗な縫い目にするには、手縫いを行う必要がありそうです。
2枚重ね合わせたときの強度はグニャグニャして期待していた固さに遠く及びませんでした。何かしらの心材を挟む必要がありそうです。
また、レザーの裏面と切断面がバサバサしている(けば立っている)ので、これも何とかする必要がありそうです。
■とりあえず考察
・ミシン縫いはやめて、手縫いで検討を進める。
・レザーを2枚重ね合わせたときの強度対策。(心材による補強が必要、0.5mm厚の真鍮板やプラ板を挟むか?)
・レザーの裏面や裁断面のケアの検討
・焦げ茶に黄金色の糸の組み合わせは個人的に気に入った
・PA本体の固定方法については、とりあえず定期的に思案することとして基本保留中とする。(レザーの扱いを優先)
このまま、レザークラフトの世界に突入しそうな予感...
工人舎PAのケースを考える(その2) [UMPC]
思い立ったが何とやらで、頭の中はPAのケースを自作する方向に傾いています。
とりあえず、身近な参考資料としてEMONEで愛用しているPDairのレザーケースを見てみます。(最近SIMをEMONEからD25HWに切り替えてからとんと出番がなくなってきました)
ブラックのレザーで手帳型のものです。レザーケースとEMONE本体は粘着パッドで接合されています。(粘着パッドは以外に本体を強固に固定しています)
レザー部分をアップでみると、
薄いレザーを何か板状の心材に巻いた1mm厚のものを2枚張り合わせて糸で止めているようです。(ミシン止め?手縫い?どちらでしょうか?)
心材がしっかりしているのかしっかりした板状になっています。
ベルト止め?の部分を見てみます。
マグネット式のホック?で止めています。(通常のホックほどではないにしてもしっかりと止めることができます。出っ張りも少ないようです。)
■考察
1.心材に薄いレザーを巻いて縫うのは難しそうなので、1mm厚のレザーを2枚張り合わせてできないだろうか?
2.縫い方は家庭用ミシンで可能か?それとも手縫い?
3.レーザケースとPA本体をどのように固定するか?
(粘着パッド方式、本家UMIDの様にプラスチックの爪による固定方式、ビニール傘の素材のようなベルトで固定する方式)
ちょっと悩みそうです...