本日、劇的に作業状況が進行しました。
■ベース部分
ついに、というか、いきなりというかベース部分が完成?いたしました。
制作に夢中になってしまっていたため、制作途中の写真は一切ありません。
とりあえず、暫定的ですが完成写真を掲載します。(細部のツメは大甘ですが...)
| ABS板から型を一気に切り出し、曲げ加工が必要な部分をライター型バーナーであぶりながら根気よくペンチを使用して丁寧に曲げていきました。 一部樹脂が溶けかかって焦げた?部分もあります。 曲げ位置などは現物あわせをしながら、行いました。 紙ベースに存在したワンセグアンテナとスタイラス取り出し用の切り欠きは、使用頻度とデザイン上の都合でやめることにしました。 |
| 横から見た状態です。 後ろの部分が今回のベースのキモの部分で、バッテリーの足が乗る部分を少し上方向に曲げることにより、PA本体がベース部分から後ろにスッポ抜けるのを防止する作りになっています。 1.5mm厚のABS板はそれなりの柔軟性と強度があり、このままでも強度的には何とかなりそうな感じです。 |
| とりあえず装着してみました。(正面) 自分で言うのも何なのですが、結構しっかりと固定されています。 ベースが付いた状態で両手持ちしてみました。 PA本体を留めるツメの部分が手のひらに当たり、違和感が発生するのでは? と、考えていましたが、私の場合はほとんど気になりませんでした。(ツメの角をバーナーであぶって少し丸くしていたせいもあるかもしれません) |
| USBコネクタ側から見た状態です。 2カ所のツメで固定しています。各コネクタに干渉しないようにツメの位置を設定しています。 ACアダプタ側のツメが7mmくらいの幅しかなく、強度の心配がありますが今のところ何とか持ちこたえてくれそうな感じです。 PA本体の底面には換気用のスリットがありますが、ごらんの通りベースとPA本体底面との間にスペースがあり、これは卓上に置いた状態と変わらないため、ベースの底面には排気に関する加工はしていません。 |
| スタイラス側から見た状態です。 使用頻度とデザインの関係からワンセグアンテナとスタイラス引き出しようの切り欠きを作らなかったので、スタイラス等を引き出すのは困難です。(スタイラスはストラップを兼ねたスタイラスがあるので十分) ツメがPA本体の塗装を傷つけるのではないか?と、心配もありましたが、今のところ塗装の方が頑丈そうな感じがします。 また、ベース装着状態でツメとPA本体が激しくこすれる可能性を考えていましたが、バッテリの足の固定がうまくいっているせいか、ツメとPA本体はぴったりと吸い付いている?といった感じです。 |
■レザーの強度の問題
こちらも、あることで、あっさり解決してしまいました。
ABSのベースが何とか実現可能であることがわかったので、ABSとレザーの固定方法を検討するべく、ボンドの結合強度確認を行いました。
・レザーとABSをボンドで固定(レザーの端切れとABSの端切れの接着確認)
・レザーとレザーをボンドで固定(レザーの端切れと端切れの接着確認)
結果は「セメダイン速乾Gクリア」はレザーとABSを強力に接着することを確認しました。
また、レザーとレザーの接着を試したものが偶然にも曲げ方向に対する強度があることがわかりました。しかも、その強度はレザー製バインダーの表紙相当で、自分の目標としていた強度がありました。
端切れとして使用したものがカタメールを塗布したものであった事が理由であるかはわかりませんが、カタメール塗布後にボンドで接着すると強度がでることがわかりました。、
これで、心材を検討する必要が無くなりました。
■レザー加工
心材の心配をする必要が無くなったので、レザーをPAの現物あわせで裁断を実施しました。
レザーの幅はPA本体から左右に+3mm程度(合計6mm程度)広めに裁断を実施しました。
| 1番大きなパーツは外側向けとなる本体部分です。 2番目に大きなパーツが内側向けに使用するもので、最終的にはベース部を接合します。 3番名に大きなパーツは内側向けに使用するもので、液晶天版側となります。 残りの小さいパーツは閉じる部品(ベロ)です。 マグネットホックの本体は厚みがあるので、レザー一枚分を埋め込み状態で固定するため、丸穴を開けています。 ベロを固定するため長方形の穴を空けています。 |
後は一気に完成に向けて猛ダッシュ! かな?
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